こんにちは、東京総合研究所スタッフチームです!
株式投資を始めたばかりだと、何となく配当を受け取れたり、値が上がればいいやという人も多いかと思います。
しかし、株主は配当を受け取る以上の権利を持っています。
今回は株主が持っている権利について解説していきたいと思います。
ホリエモン、フジテレビを乗っ取る??
2005年、「ホリエモン」で知られる堀江貴文氏が社長を務めていたライブドアが、ニッポン放送株の買収に動きました。
ニッポン放送は、フジテレビの親会社なので、ニッポン放送を乗っ取ることで、フジテレビ株を手に入れ、フジテレビを手中に収めようという作戦でした。
結局、両者は和解しますが、これも株主の権利を利用した一つの事件だと考えられます。
こちらのブログでは弊社代表がライブドアについて触れつつ、市況を解説しています。
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「株を持つ」意味は?
そもそも、株式を持つということはどういう意味なのでしょうか。株を手に入れるときを考えてみましょう。だれしもがお金を払って株を買うと思います。
つまり、株を買うことで私たちは企業にお金を提供している、「出資」しているのです。
出資と融資
ところで、出資と融資という言葉の違いがわかりますか?
お金を企業に投資する意味合いを持つこの2つの言葉ですが、実は大きな違いがあります。
「出資」の場合、企業はそのお金を返す義務がありません。その代わり、事業が成功すれば、株主はその利益を配分して受け取ることができます。
「融資」は銀行などが行うものです。融資の場合、企業は借りたお金を利子などをつけて返す必要があります。銀行の取り立てのシーンなどドラマで目にしたことがあるのではないのでしょうか。
この2つを比べてみると、お金が返ってこない分、「出資」のほうが損している気になりませんか......?
「弱い」株主の権利
「出資」したら、お金が返ってこない....なんて状況ではだれも株なんて買いません。
そのため、弱い立場の株主は、ある権利を持っています。
それは経営を監視し、いざとなれば介入する権利です。
株主総会をご存じでしょうか。
株主総会で、株主は保有する株の量に応じて、役員の決定や会社の合併など、重要事項の決定に参加することができます。
こうした株主の権利をホリエモンは利用したと言えますね。
終わりに
いかがだったでしょうか。
投資をする際には、株式の権利など、様々な情報を蓄えておきましょう!
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