暴落は忘れた頃にやってくる―東京総合研究所

公式・投資顧問東京総合研究所~暴落は忘れたころにやってくる~

東京総合研究所のスタッフ公式ブログです。こちらでは、東京総合研究所のスタッフによる投資情報や解説を初心者にもわかりやすく発信していきます。

公式・東京総合研究所スタッフブログ第144号:知らなきゃ損する?高まるESG投資機運!

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みなさん、こんにちは!

東京総合研究所スタッフチームです( ^ ^ ) /

 

突然ですが、「SDGs」という言葉はご存知でしょうか?

SRIが意味するところの社会貢献や環境施策には興味がないし、自分には関係ない!とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

 

そんなSDGsが投資にとって、いまや無視できない要素になっています!!

国連に代表される国際機関は、これまでにも様々な目標を提示してきましたが、その中でもSDGsが注目されるのはなぜでしょうか。

 

【SDGsについて詳しく】

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持続可能な開発目標17個

①SDGsとは

2030年までに達成するべき17個の目標と169のターゲットから構成されるのが持続可能な開発目標(SDGs)です。

ミレニアム開発目標(MDGs)を前身としていますが、大きく異なるのは、ゴールを数値化することで達成度を測りやすくなったほか、先進国向けの内容が追加されたことが挙げられます。

 

②経済界がSDGsに注力する背景

MDGsは主に途上国向けの開発指標であったため、政府開発援助(ODA)等を通じた対策が多く、ODAの実施主体である外務省以外の政府関係機関や民間企業にとっては国外の政策的課題と認識されており、関心が持たれませんでした。

その一方でSDGsは、既存の「飢餓・貧困」といった課題に加えて、「気候変動・技術革新・働きがい」という先進国向けで、かつビジネス要素の強い課題も内含する広義な目標へと変容したのです!!

SDGsに関する民間の取り組みは増加し、非財務情報によって他企業と差別化する動きが加速しています。

 

③市場規模

SDGsビジネスの市場規模を算出することは困難であるという見方が強かったのですが、その市場規模は小さいもので70兆円、大きいものになると800兆円まで上ることが『「SDGsビジネス」の市場規模』によって明らかになっています。

 

④Global 100 Index

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Global Index 100 (2016)

2016年のダボス会議では、サステナビリティの観点で世界各国の企業を評価する“Global 100 Most Sustainable Corporations in the World” (Global 100 Index)が発表されたことも話題になりました。

 

世界中の企業を一定の基準で審査して、SDGsに最も貢献した100社に選定されることは大変栄誉のあることで、このランキング掲載されれば、投資家から高い評価を得やすくなります。

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地域別Global Index 100比較表

しかし、SDGs市場への参入はまだ黎明期であり、SDGsを機軸とした社会貢献を企業戦略に盛り込む動きが活発で、ランキング順位の変動も激しいのが特徴です。

また、日本を中心としたアジア企業は、環境先進国である欧米に遅れを取っていることが課題になっています。 

 

【ESG(環境・社会・ガバナンス)】

耳にする機械が増えたであろうESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものです。企業の持続的な成長のためには、これら3つの観点が必要だという考え方が世界的に広まってきています。

 

サステナビリティ・テーマ投資を例にしてみましょう。

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社会・環境へ配慮する

社会や環境に関連した特定のテーマを設定し、企業の株式や債券に限定した投資を行う手法のことで、「エコファンド・水ファンド・再生可能エネルギー投資ファンド」などが含まれます。

日本にSRIという言葉が入ってきたときに、最初に組成されたのが「エコファンド」だたため、日本でESG投資と言えば、サステナビリティ・テーマ投資をイメージすることが多いです。

しかし、世界全体のESG投資統計の中で、サステナビリティ・テーマ投資の割合はごくわずかで、伸び幅のある市場と言えるでしょう。

 

【ESGを考える企業】

先日、私が発見した面白い就活本をご紹介します。

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未来を変える会社


こちらの就活本では、日本国内企業のSDGsに対する貢献度を数値化し、優良企業として紹介しています。

このように、SDGsに配慮した企業を選ぶ傾向は投資家を超えて、一般労働者や学生の間でも広まっています。

 

最後に、最新のGlobal Index 100で78位に選定された日本企業として「武田薬品工業株式会社」をご紹介します。

人々の健康と医療の未来に貢献する企業として、環境マネジメントやサプライヤーマネジメントといった幅広い試作によって、SDGs目標の達成に向けた活動を行っています。

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武田薬品の株価変動チャート

 

今後ESGは単なる「企業の努力目標」ではなく、「投資価値のある企業(商品)を図るための指標」として益々注目されることでしょう。

みなさん、ESGを「投資」という視点で捉え直してみてはいかがでしょうか。

 

 

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