みなさんこんにちは。
東京総合研究所スタッフチームです!
前回の記事では、財務諸表の中でも代表的な財務三表について、基本的なことを説明しました。
財務諸表を理解するのは難しいので、前回の説明ではイメージがつかなかった人もいると思います。
ですので、今回は例を交えて説明していきたいと思います。
まず、損益計算書と貸借対照表の違いが分からずにこんがらがる人がいると思います。
ラーメン屋の例で理解していきましょう
あなたはラーメン屋の店主をしています。
ラーメン1杯1,000円で売っています。
材料費や人件費を含めた経費は1杯あたり700円です。
ある月の利益を見ていきましょう。
その月、1日50杯、30日で1500杯のラーメンが売れました。
1杯1,000円ですのでその月の売り上げは1,500,000円です。
経費は1杯あたり700円ですので、利益は300,000円になります。
このような、売り上げが○○円、費用が○○円、利益が○○円という経営成績は損益計算書に表されます。
1ヵ月間のラーメン屋のパフォーマンスを示しているのです。
この月のはじめ、このラーメン屋には100万円の貯えがありました。
そして、次の月のはじめには先ほどの30万円が加わって、貯えが130万円になりました。
貸借対照表はある時点での財務状態を表すということでしたよね。
ですので、貯えが○○円ある、という情報は貸借対照表に記載されるのです。
ラーメン屋の例で損益計算書と貸借対照表の違いを説明しましたがいかがでしたでしょうか。
では次に、損益計算書とキャッシュフロー計算書の違いについても見ていきましょう。
キャッシュフロー計算書は、キャッシュ(現金)の収支を記録するものということでした。
これはクレジットカードで考えるとわかりやすいです。
月末締め翌月25日払いのクレジットカードがあるとします。
Aさんは10月にいろいろクレジットカードで買い物をして、20万円使いました。
収入は0としましょう。
すると、Aさんの10月度の損益計算書の損益は-20万円と記載されます。
損益計算書は現金の動きとは関係なく、あくまで取引が発生した時点での記録なのです。
対して10月の間にAさんはお金を支払っていないため、キャッシュフロー計算書の損益は±0です。
Aさんは11月25日にクレジットカード会社から20万円が請求されるので支払います。
11月に初めて現金の支払いが起こるので、この時点でキャッシュフロー計算書の損益は11月分に-20万円と記載されます。
これはアルバイトの給料でも同じように考えられます。
10月に時給1000円で毎日5時間、30日間毎日働くと給料は15万円です。
しかし、この給料は月末締め翌月払いです。
働いたのは10月なので、15万円という数字は10月の損益計算書に記載されます。
しかし、キャッシュフロー計算書には11月に記載されるのです。
財務諸表について例を交えて説明してきましたが、イメージをつかむことはできたでしょうか。
次回からは、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書についてそれぞれ細かく見ていきたいと思います。
次回もお楽しみに!
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