暴落は忘れた頃にやってくる―東京総合研究所

公式・投資顧問東京総合研究所~暴落は忘れたころにやってくる~

東京総合研究所のスタッフ公式ブログです。こちらでは、東京総合研究所のスタッフによる投資情報や解説を初心者にもわかりやすく発信していきます。

公式・東京総合研究所スタッフブログ第71号:NISAとつみたてNISA、どっちがお得なの?②

f:id:toukyousouken:20190705154819p:plain

皆さん、こんにちは!

東京総合研究所スタッフチームです(*^^*)!!

 

今回は、

「NISAからつみたてNISAに変更するタイミングはいつがお得?」

についてお話しします!

 

f:id:toukyousouken:20190125142440j:plain

 

 

・NISAからつみたてNISAに変更するならいつがお得?
 

ここからは、すでにNISA口座を使って投資をしている人にとって重要な話です。

 

NISA口座は一人一口座と決まっており、

NISAまたはつみたてNISAのどちらかしか選択することができません。

 

今まで使っていたNISA口座から、つみたてNISAへ変更したい!という人は

どのタイミングがよいのでしょうか?

 

それは、
①なるべく大きな額の投資をしたい人
②なるべく長い期間の投資をしたい人で異なります。

 

①なるべく大きな額の投資をしたい人の場合

まずは、なるべく大きな額の投資をしたい人、

つまり、投資できる金額の上限を多くしたい人の場合です。

 

ベストなタイミングは、2024年の投資分からつみたてNISAに変更することです。
従来からあるNISAは2023年末で制度終了予定です。

 

そのため2023年投資分までは、上限額の高いNISA口座を引き続き利用し、
終了後につみたてNISAへ変更します。

 

仮に、NISA制度がスタートした2014年から投資を始めていたとすると、
NISAの投資上限額は2014年~2015年の2年間が年間の投資上限額100万円、
2016年~2023年の8年間が年間の投資上限額120万円です。

 

制度終了の2023年までの10年間に投資できる上限額は

 

(100万円×2年)+(120万円×8年)=1,160万円(NISA投資分)

 

これに、2024年以降つみたてNISAへ変更した分を加えます。

つみたてNISAの制度は2018年~2037年までの20年間です。

このうち変更した2024年~2037年末までをつみたてNISAで投資をすると、

14年間の年間投資上限額が40万円です。

 

40万円×14年=560万円(つみたてNISA投資分)

1,160万円(NISA投資分)+ 560万円(つみたてNISA投資分)= 合計1,720万円

 

合計すると、2014年~2037年までの24年間で

総額1,720万円分の非課税投資が可能になります。

これが、最も大きな額の投資をするためのNISAからつみたてNISAへの変更のタイミングです。

 

②なるべく長い期間の投資をしたい人の場合

次に、なるべく長い期間の投資をしたい人のつみたてNISAへの変更のタイミングは、

「今すぐ」です。

 

つみたてNISAに変更した年から最長20年間の非課税投資枠が与えられるので、
大きな額よりもリスクの少ない長期投資を希望する、という人は

すぐにつみたてNISAへ変更するのがおすすめです。

 

つみたてNISAは、毎年10月~12月の間に変更の手続きをすると、

その年の年末まで従来のNISA、

翌年からつみたてNISAを利用した投資が可能になります。

この期日を過ぎてしまっても変更は可能です。

 

たとえば2019年からつみたてNISAに変更したければ、

2019年の1月~9月の間に変更の手続きをすれば、

その年はつみたてNISAで投資ができます。

ただしこの場合注意点があります。

変更手続きが終わるまでは、2019年は従来のNISA(上限120万円)の投資枠が与えられている状態です。

 

この従来NISAの投資枠を1円でも使ってしまうと、その年のつみたてNISAへの変更はできなくなります。

 

2019年からつみたてNISAを利用したい人は、変更手続きが終わるまでNISAの投資を控えるようにしましょう。

 

 

最後に、NISAからつみたてNISAへ変更する際の注意点を2点お伝えします。

 

  1. NISAもつみたてNISAも利用できない期間が発生する可能性あり
  2. つみたてNISAはロールオーバーができない

 

1.NISAもつみたてNISAも利用できない期間が発生する可能性あり


まず、1点目の注意点です。

NISAからつみたてNISAへ変更の申込をすると、
NISAの利用停止期間が金融機関から案内されます。

 

申込のタイミングにより異なりますが、

おおむね1カ月程度の期間、
NISAとつみたてNISA、どちらの口座も利用できなくなり、

投資をする場合は課税口座を利用することになります。

 

これを避けるためには、前年の10月~12月の間に

翌年分の変更手続きを済ませておくことをおすすめします。

 

 

2.つみたてNISAはロールオーバーができない


もう一つの注意点は、ロールオーバーについてです。

ロールオーバーとは、従来のNISA口座にある非課税期間延長のしくみです。

 

5年の非課税期間が終了するまでに

売却しなかった株式や投資信託がある場合、

次の年のNISA口座へそのまま移管することができる制度です。

 

例えば、2014年に100万円分購入した投資信託が

5年経過時の2018年末に150万円になっていたとします。

 

これを売却せずにまだ保有し続けたい場合、
2019年のNISAの口座にそのままスライドできるのがロールオーバーです。

 

2019年のNISAの上限額120万円の枠に

時価で150万円分の投資信託が移管されるので、

上限いっぱいに口座を使うことになり、

2019年は新たにNISAで投資ができなくなります。

 

ですが、投資の期間は2014年~2018年末の5年間と、

ロールオーバーした2019年~2023年末の5年間を足して、

最大10年間に延長されます。

このしくみがつみたてNISAにはないので、

つみたてNISAの非課税期間は最大で20年です。

 

たくさん投資したいか、長く投資したい

好みが分かれるNISAとつみたてNISA。

あなたはどちらを選択しますか?

 

 

----------------------------------------

プロの投資家の見解を学んで実際の損切りの仕方を身につけたいという方や、投資理論について学んでみたいという方、

以下のブログではプロの見解や投資理論など、毎日耳寄りな情報を更新しています!

まずは一度チェックしてみてください!

↓↓↓

kabublog.jp

----------------------------------------

東京総合研究所監修の

 

【投資心理テスト】をやっています。


みなさんの性格を読み取って、それぞれに適した投資サービスをご紹介します!

  ----------------------------------------

東京総合研究所では日々LINE@で有益な情報を発信しています!(*^^*)
リアルタイムな情報を素早くキャッチしたい人には是非おすすめです!

是非この機会にご登録を!
質問・相談も無料!気軽にお声がけください! 

下の画像を保存して、LINEの友達追加からQRコードで読み込み、アルバムから画像を選択するだけで、簡単に登録できます!


 

友達検索から追加の場合はこちらから→【@billiontouch】

 ----------------------------------------

それでは本日も応援をよろしくお願いいたします。

バナーをクリックしていただけると、

東京総合研究所のブログランキングが上がります!

↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ