暴落は忘れた頃にやってくる―東京総合研究所

公式・投資顧問東京総合研究所~暴落は忘れたころにやってくる~

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グロース株とバリュー株③:公式・東京総合研究所スタッフブログ第204号

前回はグロース株の企業を紹介しました。

 

ではバリュー株の企業を見ていきましょう。

 

昭栄薬品(3537)

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バフェット・コードより引用

まず、売上高や利益の推移がグロース株とはまったく別であることがわかると思います。

横ばいに推移していますね。

そして、PBR0.4倍、PER12.3倍とかなり低水準になっています。

 

昭栄薬品の場合、バランスシートをチェックすることは欠かせません。

 

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まず、資産のうち換金性の非常に高い項目を見ていきましょう。

(千円)

現金及び預金・・・1,868,185

受取手形及び売掛金・・・6,423,477

投資有価証券・・・7,242,659

ちなみに、投資有価証券の内訳はほとんどが花王の株式になっています。

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次に、負債合計と貸倒引当金を確認します。

負債合計・・・8,750,694

流動資産の貸倒引当金・・・222

固定資産の貸倒引当金・・・5,654

 

上記の換金性の高い資産の合計は15,534,321です。

負債と貸倒引当金の合計は8,756,570です。

 

15,534,321から8,756,570を引くと6,777,751になります。

これは正味流動資産です。

 

時価総額34億円に対して、賞味流動資産が68億あります。

つまり、1万円が入っている財布が5千円で売られているイメージになります。

非常に割安であることがわかると思います。

 

今回はバリュー株の企業を紹介しました。

ではグロース株とバリュー株のメリット・デメリットは何なのでしょうか。

つづく

 

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