前回はグロース株の企業を紹介しました。
ではバリュー株の企業を見ていきましょう。
昭栄薬品(3537)
まず、売上高や利益の推移がグロース株とはまったく別であることがわかると思います。
横ばいに推移していますね。
そして、PBR0.4倍、PER12.3倍とかなり低水準になっています。
昭栄薬品の場合、バランスシートをチェックすることは欠かせません。
まず、資産のうち換金性の非常に高い項目を見ていきましょう。
(千円)
現金及び預金・・・1,868,185
受取手形及び売掛金・・・6,423,477
投資有価証券・・・7,242,659
ちなみに、投資有価証券の内訳はほとんどが花王の株式になっています。
次に、負債合計と貸倒引当金を確認します。
負債合計・・・8,750,694
流動資産の貸倒引当金・・・222
固定資産の貸倒引当金・・・5,654
上記の換金性の高い資産の合計は15,534,321です。
負債と貸倒引当金の合計は8,756,570です。
15,534,321から8,756,570を引くと6,777,751になります。
これは正味流動資産です。
時価総額34億円に対して、賞味流動資産が68億あります。
つまり、1万円が入っている財布が5千円で売られているイメージになります。
非常に割安であることがわかると思います。
今回はバリュー株の企業を紹介しました。
ではグロース株とバリュー株のメリット・デメリットは何なのでしょうか。
つづく
応援クリックよろしくお願いします!
こちらのブログでは弊社代表が様々な経済情報について解説しています。
合わせてチェックしてみてください!
↓
【公式】株ブログ・投資アドバイス|20年現役マネージャーの株式情報
また、今回新たなサービスとして、メールマガジンの配信が始まりました!
題して「相場・裏の裏読み・ベテランマネージャーの新手法・東京総合研究所」です!
弊社の代表がテクニカル分析を用いた相場の見方や思考法について配信いたします。
普段有料コンテンツのものを一部無料公開することもありますので、奮ってご登録ください!
さらに、東京総合研究所では日々LINE@でリアルタイムな情報を配信しています。
情報の波に乗り遅れたくない方、ぜひ登録してみてください。
以下のQRコードを保存して、友だち登録をお願いします。