2019-01-01から1年間の記事一覧
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 前回は、吉野家が営業利益を増加させるための具体的な施策例を挙げました。 今回は、最後として少し難しいですが企業価値の話をしたいと思います。 企業価値とは 企業価値とは、簡単に言うと企業を買うとしたらい…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 吉野家が業績を向上させる施策はどのようなものがあるでしょうか。 営業利益を増加させるには 著者作成 前回の記事の最後では、営業利益率を低下させている原因である販管費の多くを占めるのは人件費であり、また…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 吉野家ホールディングスの分析の続きです。 ビジネスの特徴をつかむ 吉野家のPLの推移を見てみましょう。 有報を元に著者作成 粗利率は、62%〜65%程度で推移していることが分かります。飲食店の原価率は30%程度が…
こんにちは、東京総合研究所です。 吉野家の分析の続きです。 4つの主要企業 吉野家ホールディングスは、「吉野家」「はなまる」「アークミール」「京樽」という4つの主要企業を保有しています。それぞれが運営しているブランドは以下の通りです。 吉野家・…
みなさんこんにちは、東京総合研究所スタッフです。 我らの国民食である牛丼。 大手牛丼チェーンは、「安くて早い」のでとても重宝しますよね。 今回は、吉野家ホールディングスを分析したいと思います。 吉野家ホールディングスの最近の業績や、どの事業が…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 この度、弊社のLINE@IDが変更になりましたので、お知らせいたします。 従来のLINE@では、 ・リアルタイムな市況情報の発信 ・無料の個別相談 を行ってまいりましたが、新たなLINE@アカウントではセミナー情報の配…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 前回の記事では、コア事業の成長ドライバーは「ディスプレイ広告」であり、ARPUを上昇させられるかどうかがポイントということでした。 では、今回は戦略事業について見ていきましょう。 戦略事業の主力サービスは…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 さて、コア事業の成長ドライバーであるサービスはどれでしょうか。 もう一度このグラフをみていただくと、ディスプレイ広告が成長ドライバーであることがわかると思います。 2019年Q2では、YoY+24.8%となっていま…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 LINEには「コア事業」と「戦略事業」の2つのセグメントがあるということでしたが、それぞれの概要についてみていきましょう。 まず大枠を確認してみると、売上に占める割合はコア事業が87%、戦略事業が13%となって…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 みなさんは、友達と連絡をとるとき、どのアプリを使いますか? LINEを使う人は多いと思います。 最近は、ビジネスシーンでも使われることが多くなりました。 日本では、メッセージアプリシェア1位で、アプリ利用…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 前回の記事では、ソニーの主力事業はG&NSということでした。 では、G&NSについて詳しくみていきましょう。 G&NSは、主にハードウェア、ソフトウェア、ネットワークサービスの3つに分けられます。 ソフト、ハード売…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 今回は企業分析シリーズ第4弾として、ソニーを見ていきたいと思います。 ソニーと聞いてどのような会社だと想像するでしょうか。 エレクトロニクスの会社だと思う人が多いかもしれません。 しかし、実態はそうでは…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 ECビジネスでは、 ネット売上=取扱高×テイクレート ということでした。 では、ZOZOのテイクレートの推移をみてみましょう。 テイクレートは堅調に推移しているようですね。 ZOZOの注目すべき点は、何と言ってもテ…
では、ZOZOTOWNの売上を分解してみましょう。 ポイント ネット売上=取扱高×テイクレート 取扱高とは、ZOZOTOWNが扱っている取引高のことです。 例えば、年間3,000億円の取引がZOZOTOWN上で行われた場合、年間の取扱高は3,000億円ということになります。 先…
営業利益、純利益ともにYoY+約30%と、かなり好調のように見えますね。 しかし、ECビジネスの仕組みを紐解いていくと、今回の決算はそこまで好感なわけではないことが分かります。 次回詳しく見ていきましょう。 -------------------------------------------…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 今回は企業分析シリーズ第3弾として、ZOZOを見ていきたいと思います。 お騒がせ経営者である前澤友作氏率いるZOZOは、近年最も注目されている企業の1つだと言っても過言ではないでしょう。 出来高を見ても、常に上…
こんにちは!東京総合研究所スタッフです! 今朝の日経で以下のような記事がございました。 英ポンド、2年4カ月ぶり安値 「合意なし」懸念拡大 29日の外国為替市場で英国の通貨ポンドが売られ、一時1ポンド=1.221ドル程度と対ドルで2017年3月以来、約2年4カ…
バフェットはアマゾンへの投資に対して、 「あくまでバリュー投資の範疇を外れていない」 と公言しています。 どういうことでしょうか? ---------------------------------------------------------- まず、グロース株とバリュー株の定義をおさらいしましょ…
ここまでの話の内容からして、グロース株とバリュー株は対になる関係だと思った方も多いかもしれません。 しかし、実は別物と考えてはいけない理由も存在します。 どういうことでしょうか? --------------------------------------------------------------…
前回はバリュー株の企業を紹介しました。 では、グロース株とバリュー株それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。 グロース株 グロース株のメリットは、株価の上昇局面で大きな利益を得られることです。 2倍や3倍、時にはテンバガーと呼ばれる10…
前回はグロース株の企業を紹介しました。 ではバリュー株の企業を見ていきましょう。 昭栄薬品(3537) バフェット・コードより引用 まず、売上高や利益の推移がグロース株とはまったく別であることがわかると思います。 横ばいに推移していますね。 そして…
前回はグロース株とバリュー株の違いについて説明しました。 では、まずグロース株の企業を見ていきましょう。 ウォンテッドリー(3991) バフェット・コードより引用 まず、売上や利益が急成長していることがわかりますね。 そして、PBR58.2倍、PER247.6倍…
「グロース株とバリュー株は何が違うの?」 「グロース株とバリュー株はどっちを買うべきなの?」 この記事はそんな疑問をお持ちの方に向けて書かれています。 こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 グロース株とバリュー株論争はいつになっても絶える…
「どんな銘柄を選んだらいいのか分からない」 「いつも高値掴みをしてしまう」 この記事はそんな方に向けて書かれています。 こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 「マルチプル法」をご存知ですか? 本屋に置いてあるような投資の本にもなかなか出てこ…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 「キャッシュレス」の波が日本にも来ていますね。諸外国に比べてキャッシュレス化が遅れているといわれる日本ですが、各社さまざまなサービス・特典を用意したことで急激に普及が進んでいます。 セブンペイの問題…
こんにちは、東京総合研究所スタッフチームです! 株式投資を始めたばかりだと、何となく配当を受け取れたり、値が上がればいいやという人も多いかと思います。 しかし、株主は配当を受け取る以上の権利を持っています。 今回は株主が持っている権利について…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 皆さんは「ダウの犬投資法」、「ダウの犬戦略」というのをご存知でしょうか? 別名、「負け犬戦略」とも呼ばれています。 この「ダウの犬投資法」、「ダウの犬戦略」は、配当を狙った投資をされている方、考えてい…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 第195号では、複利について説明しました。 toukyousouken.hatenablog.com 今回は、複利の考えを投資に活かす指標である「CAGR」についてです。 「CAGR」を調べると企業の成長スピードが見えてくるので、投資判断に…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです。 投資に興味があるけど方法がわからない、何から始めればいいかわからない、という方は多いと思います。銘柄の判断基準がわからない、というのは非常によくある悩みです。 株式投資の意思決定を行う上で、投資対象…
こんにちは、東京総合研究所スタッフです! 現在日本では、少子高齢化などに向けて年功序列型賃金や終身雇用について様々な企業の間で見直され廃止する企業が多くなり、従来の日本型経営を行う企業は少なくなってきています。これからはより仕事の成果や能力…