暴落は忘れた頃にやってくる―東京総合研究所

公式・投資顧問東京総合研究所~暴落は忘れたころにやってくる~

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【企業分析シリーズ】vol.5 LINE(3938)②:公式・東京総合研究所スタッフブログ第217号

こんにちは、東京総合研究所スタッフです。

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LINEには「コア事業」と「戦略事業」の2つのセグメントがあるということでしたが、それぞれの概要についてみていきましょう。

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まず大枠を確認してみると、売上に占める割合はコア事業が87%、戦略事業が13%となっています。

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コア事業は営業利益率が15%前後で堅調に推移しているのに対し、戦略事業は赤字を垂れ流し続けています。

戦略事業の赤字が拡大していることから、戦略事業へ大きく投資して勝負していることがうかがえます。

 

では、コア事業について詳しくみていきましょう。

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コア事業は、主に以下の4つに分けられます。

・アカウント広告

・ディスプレイ広告

・コミュニケーション

・コンテンツ

売上に占める割合は以下の通りです。

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アカウント広告とは、LINE公式アカウントやLINE@などのサービスの広告です。

広告主が「LINE」上で直接ユーザーとコミュニケーションがとれる様々な広告サービスが含まれており、ユーザーにアプローチをかけたい広告主から収益を得る形となります。

 

ディスプレイ広告とは、タイムラインやLINE NEWSなどに表示される広告です。

LINE側が日々得ているユーザー特性を活用して、ユーザー属性に適した広告を提供することにより広告主から収益を得ています。

仕組みは、Googleの広告と同じです。

 

コミュニケーションとは、LINEのトークやスタンプ、着せ替えなどが含まれます。

主に、スタンプや着せ替えの購入によって収益を得ています。

 

コンテンツとは、LINE GAMEやLINE マンガ、LINE MUSICなどが含まれます。

LINE GAMEの場合はアプリ内課金、LINE マンガやLINE MUSICは購入やストリーミングサービスの利用により収益を得る形となります。

 

では、コア事業の成長ドライバーはどのサービスだと言えるでしょうか。

つづく

 

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