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東京総合研究所スタッフブログ第190号:【企業分析シリーズ】vol.1 カカクコム(2371)

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こんにちは、東京総合研究所スタッフです。

 

今回から、企業分析シリーズということで個別企業について深く掘り下げていこうと思います。

第一回は「食べログ」や「価格.com」を運営するカカクコム(2371)です。

ぜひ参考にしていただければと思います。

 

カカクコムの基本情報

特色・・・価格比較サイト「価格.com」運営、掲載店からの手数料が柱。グルメサイト「食べログ」も。

業種・・・サービス業

代表者名・・・畑 彰之介

設立年月日・・・2000年5月25日

市場名・・・東証1部

上場年月日・・・2003年10月9日

決算・・・3月末日

  

最新決算情報(2019年3月期)

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(単位:百万円)

売上収益・・・54,832 ⬆️17.2%

営業利益・・・25,070 ⬆️9.6%

税引前利益・・・24,839 ⬆️8.8%

純利益・・・16,697 ⬆️6.4%

 

業績予想をおおむね達成。

一時的な税額により純利益の達成率は97.7%となった。

 

財務分析

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カカクコムの主要事業は「価格.com」から拡大し、のちに「食べログ」が第二の柱となったが、2019Q1に「食べログ」が「価格.com」の売上を逆転した。

食べログが第一の事業となっている。

 

課題としては、いかに第3の柱を立てるかであろう。

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カカクコムはM&Aに積極的なため、現在様々なメディアを所有している。

カカクコムの将来はこれらのメディアの成長にかかっているのではないだろうか。

 

では「価格.com」と「食べログ」についてそれぞれ詳しく見ていこう。

まずは「価格.com」

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「価格.com」の売上収益は、「ショッピング」「サービス」「広告」に分けられる。

「ショッピング」は掲載店舗からクリック数や販売実績に応じた手数料収入を得る。

「サービス」は事業者からブロードバンド回線の契約等に応じた手数料収入や、自動車保険、金融、中古車検索等の見積もり・資料請求等に応じた手数料収入を得る。

 

「ショッピング」や「サービス」は、加盟店がビジネスをする上で必要不可欠な価値を提供しているため、ビジネスモデル的にかなり強いといえるのではないだろうか。

 

そして意外なのが「広告」の収益がなかなか多いことである。

「価格.com」のサイト内に掲載されているバナー、テキスト広告などの広告収入が高いということはそれだけ「価格.com」がエンドユーザーから必要とされていると言えるだろう。

 

次に「食べログ」について見ていこう。

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「食べログ」の売上収益は、「広告」「ユーザー会員」「飲食店販促」に分けられる。

主に「飲食店販促」が占めており、これは加盟飲食店からの収入である。

 

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2017年8月に新プランを導入し、利益の最大化を図っている。

以下のグラフからわかるように、新有料プラン契約飲食店数をいかに増やすかが「食べログ」事業成長の鍵だと言えよう。

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ではP/Lの推移を見てみよう。

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売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、EPSと全て綺麗な右肩上がりになっており、安定して成長している様子が伺える。

注目するべき点はROEの高さ。

ROEは40%前後とかなり高水準で推移している。

これは原価がほとんどかからないIT企業ならではの強みだと言えるだろう。

経営陣もROEの目標値を40%に設定しており、企業価値向上の意欲が伺える。

 

ではB/Sを見てみよう。

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特徴として、利益剰余金が積み上がりかなりキャッシュリッチな状態になっている事があげられる。

自己資本比率は80%前後と極めて高い。


18.3に現預金が減少しているのは、「バス比較ナビ」を運営する株式会社LCLや映画等のデジタル・プロモーション、PR、広告 展開や、ウェブサイト制作等を手がける株式会社ガイエを買収したことが原因だと考えられる

のれん及び無形資産が17.3は2,176百万円なのに対し、18.3は7,247百万円になっていることからもそのことが分かるだろう。

 

競合比較

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コンプスを確認してみると、カカクコムは競合に比べて効率的に経営されているのが見て取れる。

カカクコムより低ROEかつ高PERのエムスリーは高バリュエーションであると言え、オンライン医療事業が期待されていると考えられる。

事業内容以外の違いはあまり見られないため、カカクコムの経営で不足している要素は特にないのではないだろうか。

 

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TradingViewより

まとめ

企業分析第1弾としてカカクコム(2371)を見てきましたがいかがでしたでしょうか。

参考になりましたら幸いです。

第2弾もお楽しみに! 

 

 

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