みなさん、こんにちは!
東京総合研究所スタッフチームです!
普段何気なく見ている日経平均ですが、どういう風に算出されているかご存知ですか?
今回は日経平均と「寄与度」についてご紹介します。
日経平均株価とは、日本経済新聞社が東証1部から選別した225銘柄の株価を独自の計算方法によって修正平均化した株価のことを指します。
その独自の計算方法というのが、株価を額面50円相当(みなし額面)に換算したみなし株価を単純に合計し、その合計を除数(指標の連続性を維持するために修正を加える値)で割ることで算出されます。
そして、その日経平均株価に強く影響することを「寄与度が高い」などのように表現します。
寄与度は、日経平均株価の変化に寄与した金額で、例えば、ある銘柄の寄与度が5円上昇となっていた場合は、その銘柄の影響で日経平均株価は5円上昇します。数値が大きいほど日経平均への影響も大きくなり、その中でも寄与度が特に大きい3Fと呼ばれるのが、
ファーストリテイリング(9983)
ファナック(6954)
ソフトバンクG(9984)
になり、株価の変動幅を除数で割って計算することができます。
この3社は値がさ株(値段が高い株)として日経平均株価を特に左右します。
実際にファーストリテイリング(9983)とソフトバンクG(9984)の過去1ヶ月のデータを元に、日経平均にどのくらい寄与しているか計算してみましょう!
ファーストリテ(9983)
2019年3月18日~4月17日株価変動幅:+8620円
寄与度=(個別銘柄変動幅/除数)×(50/みなし額面)
=(+8620/27.237)×(50/50)
=+316.48円
ソフトバンクG(9984)
2019年3月18日~4月17日株価変動幅:+825円
寄与度=(個別銘柄変動幅/除数)×(50/みなし額面)
=(+825/27.237)×{50/(50/3)}
=+90.87円
なんとたった2銘柄で407.35円も日経平均株価を押し上げており、
ちなみに日経平均の1ヶ月株価変動幅が+693.47円なので、6割近く占めています。
例えば、4月12日の日経平均は+159円程度の上昇で終えていますが、
値上がり銘柄数 809
値下がり銘柄数 1219
という極めていびつな展開となっていました。まさにこの日、日経平均の上げ分はファーストリテ(9983)とソフトバンク(9984)だけのものでした。
なので、過去1ヶ月振り返っても、日経平均株価が上昇しているのは、実際は2銘柄のおかげというところもあり、あまり中身が伴っていないということが分かります。
もしこれが仮に株価操作であったとしたら・・・みんなが強気で、理由もなく買い、そして終わるのです。
例えばファーストリテ(9983)の信用倍率は0.15倍、信用売り残は354億円と、買いより売りが圧倒的に多く、買い方が売り方の買戻しに売り逃げて天井が完成します。
つまり、ここで買っているのは売り方の買戻しなので、それが終わると誰も買わないのです。
まるで昔の商品相場の仕手戦のような状況が、今繰り広げられているのです。
どうか、目の前だけの数字に捕らわれないでください!!!
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