暴落は忘れた頃にやってくる―東京総合研究所

公式・投資顧問東京総合研究所~暴落は忘れたころにやってくる~

東京総合研究所のスタッフ公式ブログです。こちらでは、東京総合研究所のスタッフによる投資情報や解説を初心者にもわかりやすく発信していきます。

公式・東京総合研究所スタッフブログ第140号:40年で10000%増!資産価値の高騰はApple以上!?【ヴィンテージ楽器】とは

f:id:toukyousouken:20190705154819p:plain

みなさんこんにちは!

東京総合研究所スタッフチームです。

 

突然ですが、皆さんは「ヴィンテージ」についてどんなイメージをお持ちですか?

興味がなければ「古いが値が張るもの」という漠然とした認識の方が多いのではないでしょうか。

そんなヴィンテージですが、近年はなんと投資対象として注目されています!! 

 

そもそもヴィンテージって? 

 

é¢é£ç»å

 

近年定義が曖昧になっている「ヴィンテージ」ですが、そもそもは、ワインの葡萄が収穫された「年」を指す言葉でした。そこからヴィンテージワインというと、概ね「15年以上寝かせた古いワイン」という認識に落ち着いていきます。熟成のための保管コストに加え、希少価値も高まることから、ワインの平均価格よりも高価格で販売されています。 

 

一方ヴィンテージ楽器というのは、言ってしまえば 質のいい中古品です。日本の楽器屋(特にギターショップ)では、新品だけでなく中古品も取り扱っていることがほとんどで、中にはヴィンテージも置いてあります。

大抵、物価というものは新品>中古品というのが一般的ですが、楽器は、新品よりヴィンテージの方が高いということは非常によくあります。

  

 

ヴィンテージ楽器が高額な理由

ヴィンテージ楽器が高額なのは大きく3つの理由があります。

 

現在では入手困難な、希少な材を使用している

 バイオリンやギター等、木製楽器のよしあしに大きく影響を与えるのは本体の大部分を占める、木材の品質です。ヴィンテージで使用されていたローズウッド、マホガニー、メープル等の高品質な木材は、現在では条約で輸出入が禁止されてしまい、楽器に使用できなくなってしまったものもあります。

 

②経年変化により音質に変化が出る

 楽器に木材を使用する場合、水分が抜けきるまでしっかりと乾燥させますが、それでなお残っていた木材内の水分が、何十年も経つうちに蒸発し、楽器の音質を変化させます(「鳴り」がよくなる)。また木材の主成分であるセルロースが伐採後、形質変化することによって音が柔らかくなるとも言われています。

 

③職人が一本一本手作りで時間をかけて製作

 今日多くの楽器は工場で製造されていますが、機械化が浸透する前の時代、すべての楽器は熟練の職人が、すべての工程を手作業で行っていました。そもそもヴィンテージとして現存している楽器は、何十年経っても壊れていないほど高品質の楽器であるという何よりの証拠だと言えるでしょう。

 

ヴィンテージ楽器の専門店があったり、ヴィンテージ楽器コレクターが多く存在したりと、産業化が進み技術が発展した現代でも、多くの人がヴィンテージという魅力にとりつかれています。

 

 

 超高級ヴィンテージ楽器「ストラディバリウス」

 

有名な例でいえば、ストラディバリウスというバイオリンは17~18世紀に製作されたいわゆるヴィンテージものですが、現在の相場は8000万~20億とも言われています。 2011年に日本音楽財団が所有するストラディバリウス「レディー・ブラント」が約1600万ドル(約12億7000万円)で落札され話題になりました。

ãã¹ãã©ãã£ããªã¦ã¹ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

バイオリンほどのヴィンテージ楽器は「古ければ古いほど資産価値が高い」のが一般的です。楽器としての価値に加えて、歴史的文化遺産という価値も付随し、「制作後200~300年経過したほうが音がよくなる」と言われるほど耐久年数が長いことから、今ヴィンテージバイオリンは、

「資産価値の上昇が見込まれる商品」 として資産家から注目されています。

米マサチューセッツ州、ブランダイス大学のキャスリン・グラッディ経済学部教授は「投資先としてバイオリンのリターン(投資収益率)は美術品と比べても遜色ない。株式よりは低いが債券の平均をわずかに上回る。リターンは安定しており美術品ほど変動しないため、安全性の高い投資先と言える」との見方を示しています。

 

実際にストラディバリウスの価格上昇率、年次価格推移を見てみましょう。

f:id:toukyousouken:20190304140654p:plain

価格上昇率

 

f:id:toukyousouken:20190304140926p:plain

年次価格推移

 

1960年から2000年にかけて40年間で18000ドルから180万ドルと、なんと100倍の価格高騰が見られます。その後も2015年までに安定してストラディバリウスの価格は上昇しています金、ダウジョーンズ平均株価に比べても、上昇率は群を抜いています。(金:約2800%増、ダウジョーンズ約2900%増、ストラディバリウス:約41700%増)

 

 今後ヴィンテージ楽器は「演奏のための道具」としてだけでなく、投資価値のある商品として、要注目だと言えます!

楽器を「投資」という視点で捉え直してみるのも面白いかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

参照:

https://jp.tradingview.com/

http://coviolins.com/violin-investments/

 

 

----------------------------------------

プロの投資家の見解を学んで実際の損切りの仕方を身につけたいという方や、投資理論について学んでみたいという方、

以下のブログではプロの見解や投資理論など、毎日耳寄りな情報を更新しています!

まずは一度チェックしてみてください!

↓↓↓

kabublog.jp

----------------------------------------

東京総合研究所監修の

 

【投資心理テスト】をやっています。


みなさんの性格を読み取って、それぞれに適した投資サービスをご紹介します!

  ----------------------------------------

東京総合研究所では日々LINE@で有益な情報を発信しています!(*^^*)
リアルタイムな情報を素早くキャッチしたい人には是非おすすめです!

是非この機会にご登録を!
質問・相談も無料!気軽にお声がけください! 

下の画像を保存して、LINEの友達追加からQRコードで読み込み、アルバムから画像を選択するだけで、簡単に登録できます!


 

友達検索から追加の場合はこちらから→【@billiontouch】

 ----------------------------------------

それでは本日も応援をよろしくお願いいたします。

バナーをクリックしていただけると、

東京総合研究所のブログランキングが上がります!

↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ