暴落は忘れた頃にやってくる―東京総合研究所

公式・投資顧問東京総合研究所~暴落は忘れたころにやってくる~

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公式・東京総合研究所スタッフブログ第107号:会社は誰のもの?一番偉いのは社長?【投資に活きる】

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みなさんこんにちは!

東京総合研究所スタッフチームです!

 

今回は会社は誰のものか、という点について考察してみたいと思います。

 

「社長」と聞くととにかく一番偉い人。

特に日本ではそんな風に考える人が多いかもしれません。

しかしこの記事を読み終わることにはその考え方が変わることでしょう。

 

株式会社の仕組み

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〔政治経済・所有と経営の分離〕 所有と経営の分離 -オンライン無料塾「ターンナップ」- YouTubeより

株式会社は株主が資本を提供することによって成り立ちます。

そして、株主たちは株の持分比率に応じて議決権を得るので、彼らは議決権を行使して経営者を選任します。

 

そのため、会社は株主のものであり、経営者は株主のために利益を生み出す役割があるのです。

 

経営者の仕事は株主のために大きな利益を上げ、その利益を適切に株主に還元することです。

そして、結果を出した経営者はそれに応じて報酬を受け取ります。

 

「なんか話が難しいな・・・」

「小さな会社はこんなに複雑じゃない・・・」

と思う人もいるでしょう。

 

小さな会社は、株主=経営者なのです。

そのため、会社を所有している株主と、その会社を運営する経営者が同一人物ということになります。

社長が株式を100%所有している場合もあるでしょうし、50%以上所有していれば経営権を得ることができるので50~99%所有している場合もあるでしょう。

コロンブスはまさに経営者!?

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新大陸を発見したコロンブスの話は会社の仕組みを物語っています。

 

イタリアのジェノヴァ生まれのコロンブスは、トスカネリの地球球体説を信じ、東航路ではなく西航路でもアジアに到達できると考えました。

当時この考え方はかなり奇抜であったため、ポルトガルのジョアン2世に提案してみたものの断られました。

 

しかしコロンブスは信念を貫き、スペインでイサベル女王に訴えると、1492年にイサベルが出資することを決意し、コロンブスは航海に出たのでした。

 

コロンブスはついに新大陸にたどり着き、新大陸は莫大な富をもたらしました。

 

整理してみてみましょう。

イサベルという投資家=株主はコロンブスという起業家=経営者に出資しました。

そして、コロンブスの航海という事業は大成功し、イサベルはそれによる莫大な利益を手に入れました。

経営者であるコロンブスは、株主への期待にこたえたため、十分な報酬を受け取りました。

前澤友作やカルロス・ゴーンは良い経営者?

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最後に、最近世間を騒がしている前澤友作やカルロス・ゴーンについて考えてみましょう。

 

前澤友作は株式会社ZOZO(旧スタートトゥデイ)の筆頭株主かつ経営者です。

一代で1億円企業を築くなど、日本でもっとも成功した起業家の1人であるといえるでしょう。

しかし、彼は本当にいい経営者であるといえるのでしょうか。

 

前澤友作は金遣いが荒いという特徴があります。

100億ほどする絵画を買ったり、twitterで100万円を100人(計1億円)に配ったりしています。

そしていずれは何百億もかけて月旅行に行くということを明言しています。

 

ポケットマネーなんだからなにをするにも個人の自由ではないか?

そう思う人もいるかもしれません。

 

しかしそれは間違っています。

なぜなら、ZOZOの筆頭株主である前澤友作は豪遊するための資金を株式売却によってまかなっているからです。

株式売却により、ZOZOの株価は下落します。

 

筆頭株主兼経営者がエゴのために株式を売却することなどありえません。

今後月旅行のためにさらなる株式売却が予想されます。

彼はある意味株主の利益を損なう天才といえるでしょう。

 

さて、カルロス・ゴーンはどうでしょうか。

彼がいい経営者ではないというのは頻繁に報道されるニュースなどからわかると思います。

彼は莫大な報酬を不正で手に入れました。

これも株主の利益を損なう行為です。

 

投資家側として、2人のような経営者には注意を払うべきでしょう。

まとめ

株式会社の仕組みから、会社は誰のものか、またそれに関する具体例など述べてきましたがいかがだったでしょうか?

 

投資家として、誠実で合理的な経営者を見極めることは非常に重要です。

ダメな経営者に経営されている会社に投資していては良いリターンを得られません。

 

ぜひこれを機会に、経営者を分析して経営者の資質を判断できるようになりましょう。

 

今日はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた!

 

 

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